長谷部権次呂
関川村を描くスケッチ展
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「渡辺邸」2003 |
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「関川村には良いところがいっぱいありますねえ」。長谷部権次呂さんはこう云われて、本年6月上旬の数日間村に滞在され、村内をスケッチされました。この原風景は村の宝です。
関川村長 平田大六
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「大蛇の里蛇喰」2003 |
2003年7月2日(火)〜9月28日(日)
会館時間:AM9:00〜PM4:30
休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌火曜)
観覧料:一般300円 小中高生150円
主催:関川村教育委員会
会場:せきかわ歴史とみちの館
新潟県岩船郡関川村下関1311
0254-64-1288
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「土沢小学校庭園」2003 |
長谷部権次呂
1921年 村上市早川に生れる
1943年 現武蔵野美術大学日本画科卒業
1947年 北信越美術会特選受賞
1959年 日展初入選、以後28回入選
1961年 高山辰雄に師事
1981年 日展特選受賞
1982年 現代美術選抜展出品
1990年 日展特選受賞
1991年 現代美術選抜展出品
1992年 日展委嘱となる
1997年 日春展会員賞
1998年 日展審査員
2001年 日春出品作品外務省買上 |
関川の風景に惹かれて、これまで数々の作品の画材としてきた日本画家長谷部権次呂が、あらためてこの地の自然と生活を見て歩き、31枚のスケッチを描きました。
画家の目がとらえた関川の古くて新しい風景、素朴ながら純粋、だれもが共感できる美がここにあります。 |
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せきかわ歴史とみちの館 |
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解説会でにこやかに質問に答える画伯 |
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旧友との再会 |
7月2日午後1時30分から、長谷部権次呂さんの解説会が行われました。会場に入れきれないほどの権次呂ファンが集まり、なごやかな雰囲気で行われました。
長谷部権次呂談
今年の4月、5月、6月と、延べ20日間滞在して描きました。
一番好きなのは、水彩画ですね。日本画は難しいです。
好きな色は、紫です。難しい色ですが、この色には黄色が必要ですね。
スケッチ画は、画法がわかるのであまり見せたくないのだが・・・
昔はアルバイトをしてお金をため、絵をかきました。
絵をやめたいと思ったことは一度もありません。
寝静まった静かな夜が一番描きやすいですね。
絵を描くことは、マラソンみたいなものですね。
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